キンワの故郷 ペルーを訪ねて

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 キンワの故郷であるアンダワイラス地方はペルーの首都リマから空路で約80分南東(直線距離で約450㎞)へ行った場所です。クスコの西約330㎞の海抜3,200m以上の山岳地帯にある町です。この町の周辺4ヶ所の村にキンワの有機農場が点在しています。(アンダワイラス市街から自動車で30分から2時間30分に位置です)
キンワの栽培は標高が3000m以上の高地でないと栽培ができないということです。この付近の農家は豆類やとうもろこし等と共にキンワを栽培し、換金用農作物であると同時に自家用の食べ物として栽培、収穫されています。
各地区へは未舗装道路で進みますが、各農家は自給自足に近い生活をしています。
キンワには品種が2,000種以上もあるとのことですが、大きく分けて栽培地域(チチカカ湖周辺、ボリビアのサラレスの塩に強い品種、アンデスの渓谷地域、チリ南部、ボリビアのアンデス渓谷の色つき種)による5種が基本になっています。弊社の場合はブランカデフニンを購入していて、海抜4,000mが栽培適地の品種です。
収穫は4月下旬から6月にかけて(日本の秋から初冬の季節となります)が第1作で、12月にも裏作として量は少ないのですが収穫されます。

以下、現地のご紹介をいたします。

キンワの畑
平野部分のみでなく、傾斜地も利用されています

赤い穂のキンワも出てきますが、脱皮すると中は白いんです。

乾燥を家の周りでする場合

もうすぐ刈り取りのキンワ粒です。

村へ行く道 未舗装道路が続きます
ペルーでは幹線道路は舗装してありますが、地方に行きますと、まだまだ未舗装の道路が多いのが実情です。

乾燥を畑でする場合は立てての乾燥です。

畑で見つけたサポテンとほおづき(自生)

畑からの帰路、アンダワイラス近郊の村(タラベラ)を下に見る

夕刻、羊たちを連れての帰宅風景

急な傾斜の山に登っても畑が点在しています。

のどかな風景です。この付近の農家さんはキンワだけでなくアマランサスも栽培しています。

棚田ではありませんが、傾斜地も畑となっています。

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