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岐阜・東濃地方の郷土菓子 からすみ

今日のレシピは社員のHさんからの提案レシピです

 からすみといえば、珍味であるボラの卵巣の塩漬けを思い浮かべる方が多いと思いますが、
ここでいうからすみは、岐阜県の東濃地方で食べられるお菓子です。
ういろうよりも固めで、もちっとした食感です。
東濃地方は旧暦の3月3日(今の暦では4月3日)にひな祭りを行い、そのときにお供えするのはもちろん、日常的にもおやつとして食べられていますもぐもぐ

なぜ『からすみ』という名前かというと、ボラの卵巣を塩漬けにした珍味のからすみからきているといわれています。
江戸時代から珍味のからすみは子宝の象徴として縁起物とされていました。
しかし、海から遠い岐阜県ではからすみはなかなか手に入りません
そこでせめてひな祭りにはからすみに似たものを供えて、子どもの成長と健康を願おうとしたことが始まりといわれています

今回は何も入れないプレーンのものと、レーズン、くるみを入れたレシピをご紹介しますが、抹茶やコーヒーを入れてもいいです。
おやつにいかがでしょうか

岐阜・東濃地方の郷土菓子 からすみ

【材料(長さ約15cm 3本分)】
・お菓子を作るお米の粉 200g・水 260ml・砂糖 180g・塩 小さじ1/4・打ち粉用米粉 適量・くるみ 30g・レーズン 25g

【下準備】
・くるみは170℃のオーブンで10~15分ほどローストし、粗く刻んでおく。
・レーズンは5分ほど熱湯につけて、クッキングシートなどで水気をふき取り細かく刻む。

【作り方】
①鍋に水、砂糖、塩を入れてよく混ぜ、中火で温める。
②お米の粉はふるいでふるっておく。
③鍋の砂糖が溶けて、沸騰してきたら弱火にする。
④米粉を水の表面にかぶせるように入れる。
⑤すぐに混ぜないで、粉を水に浮かせたままの状態で平らに広げる。
ポイント! こうして粉の温度を上げることによって、生地がべたっとなりにくくなります。
⑥水がまた沸騰してきて、粉の間から水が出てくるようになったら、木ベラで切るように混ぜる。
⑦粉がなじんだら、弱火にかけたまま練る。
⑧耳たぶより少し柔らかいくらいの固さになるまで練る。
ポイント! 鍋にこびりついた部分から焦げてくるので、時々鍋の回りに付いた生地をゴムベラで取りながら練ってください。
⑨まな板などの上に、打ち粉用の米粉を広げ、生地を取り出す。
⑩生地を3等分し、レーズンなどの具材を練りこむ。
⑪生地を手でこねる。
ポイント! くっつきやすいので、打ち粉をたっぷりつけてください。
⑫生地が滑らかになるまで練る。
⑬15cmほどの長さの棒状に伸ばし、ラップに包む。
⑭ラップに包んだまま、巻きすくるんで台形に形を整える。
⑮上から菜ばしで押さえ、富士山型に形を整える。
⑯蒸気の上がった蒸し器にぬれぶきんを敷き、ラップを外してから生地を並べる。
⑰水がたれてこないよう、蓋の間にもぬれぶきんを入れて、強火~中火で30分蒸す。
⑱蒸しあがったら、取り出して巻きすなどの上で冷ます。
⑲表面が乾いてきたら、ラップに包んで完全に冷めるまで置いておく。
⑳食べるときは、1cmくらいの厚さに切る。

レシピの種類:
お菓子・スイーツ 
キーワード:
春のおすすめレシピ 
使用商品名:
有機JAS認定レーズン 有機JAS認定くるみ 

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